NBAはプレーオフもタケナワですが
\ドラフト予習はじめました/
今年も役に立たない情報満載でお届けいたします!
今年のドラフトはいろいろと変更になっているので、そこら辺についても書いてます。
※追記 ロッタリーの結果は以下の記事で
NBAドラフト2024 ロッタリー結果 | 24 Seconds
※追記 NCAAからアーリーエントリーしてエントリーを撤回した選手の話は以下の記事で
NBAドラフト 2024: NCAAの定めたアーリーエントリー撤回期限 | 24seconds
NBAドラフトが2日間の開催に
今年からドラフトの開催日程が2日間になります!
NBA Draft 2024 presented by State Farm expands to 2 nights | NBA.com
1日目に1巡目の指名、2日目に2巡目の指名が行われます。
1日目はバークレイズ・センターで開催されますが、2日目はESPNのスタジオでの開催となるそうです。
1巡目と2巡目の日程を分けることで、2巡目指名の意思決定を余裕を持って行えるようにというのが目的なようです。これまで2分だった2巡目の指名時間も4分に拡大されます。(1巡目はこれまでどおり5分)
これでお気に入りクンが指名されたと思って喜んだらトレードだったりすることがなくなるといいですね…
仕事休んでドラフトを見るガチ勢の方々は2日間休まなきゃいけないですね…あと2日目の配信も日本から視聴できますかね…
ドラフト関連のスケジュール
その他のドラフト関連スケジュールも確認しておきましょう。
Key dates for 2023-24 NBA season | NBA.com
日付はすべて現地時間(ET)です。
4/17-20 Portsmouth Invitational Tournament (PIT)
4/27 アーリーエントリー締め切り
5/11-12 Gリーグエリートキャンプ
5/12 NBAドラフトロッタリー
5/12-19 NBAドラフトコンバイン
5/29 NCAA側のエントリー撤回期限
6/1-3 adidas ユーロキャンプ
6/16 NBA側のエントリー撤回期限
6/26-27 NBAドラフト 2024
ロッタリーのタイミングって毎年ビミョーにちがうんですが、今年は昨年に比べてアーリーエントリー締切とロッタリーの間が1週間くらい短くなってます。
Portsmouth Invitational Tournament
Portsmouth Invitational Tournamentは、カレッジSeniorの選手のためのショーケースです。大会はすでに終了していて、試合のフルゲーム動画やスタッツなどは公式サイトで確認することができます。
2024 Tournament | Portsmouth Invitational Tournament
MVPは、Cleaveland State(元Iowa State, 元Kansas)のトリスタン・エナルナくんでした。
The 70th annual Portsmouth Invitational Tournament MVP is Tristan Enaruna #PIT24 pic.twitter.com/oIEMyas97I
— P.I.T. (@PIT_Basketball) April 21, 2024
身体測定・体力測定の結果も出ています。公式サイトには掲載がないようなので、非公式のポストを置いておきますね。
2024 Portsmouth Invitational Tournament @BAM_Testing Measurements and Athleticism Testing pic.twitter.com/8xrnhwJAm3
— Michael Visenberg (@NBADraftMikeyV) April 20, 2024
測定数値の気になるところは、ドラフトコンバインなんかと併せて追々。
PITの測定数値眺めてたんだけどエリックゲインズくんの体重148㍀って驚きの軽さだな…
— リエ / Rie (@noisebox) April 20, 2024
アーリーエントリー関連の注意点
アーリーエントリー対象のカレッジSenior選手
NCAAではパンデミック特例で、2020-21シーズンに在籍していたすべてのWinter Sportsの選手に、追加のプレー資格が1シーズン与えられました。
本来はNCAAで4年間のプレー資格を消化した選手は自動的にドラフトの指名対象となりますが、Seniorの選手でも追加のプレー資格(5年目)が残っている場合にはアーリーエントリーが必要です。
ここ数年と同様に、追加資格がまだ残っているSeniorの選手と、プレー資格をすべて消化したSeniorの選手(いわゆるSuper Senior)が混在しています。前者はアーリーエントリーの必要がありますが、後者は自動的に資格を得てドラフトの指名対象となります。
2020-21にFreshmanだったコたちが今季Seniorなので、この追加資格を保持しているコたちも概ね今年が最後かと。
高卒プロ選手もアーリーエントリーが必要に
この点については過去記事「ドラフトの指名対象となるための条件」でも書いているので、ご参照ください。
これまでは、22歳未満でも米国選手でプロチームでプレーした場合や、海外選手でGリーグでプレーした場合※は、契約した翌年のドラフトの自動エントリー対象になりましたが、2023年版CBAでの変更に伴い、22歳未満の場合はいずれもアーリーエントリーが必要となりました。
※海外のプロチームでプレーしている海外選手は、22歳未満でも以前からアーリーエントリー対象
アーリーエントリー締切
NBAドラフトへのアーリーエントリーは現地4/27に締め切られました。
アーリーエントリー選手のリストも公式発表されています。
NBA announces early entry candidates for NBA Draft 2024 | NBA.com
このリストに掲載されているのは、あくまでもアーリーエントリーをした選手だけなので、自動的にドラフトの指名対象となる選手は掲載されていません。
どんな選手が自動的にドラフトの指名対象になるかというのは、過去記事「ドラフトの指名対象となるための条件」をご参照ください。
当初発表されたリストに不備があったそうで、後から6名が追加されていますが、記事冒頭に書いてある合計エントリー人数は修正されていないのでご注意ください。
米国選手が162名、海外選手が39名の合計201名がエントリーしています。 どちらも少ないっ!!
前項で書いたように、高卒プロ選手もアーリーエントリーが必要となったため、米国選手162名にはプロ選手18名が含まれています。これまでは自動エントリー対象だったから明示されてなかったけど、18名って数字にすると結構多いですね。
G League Ignite | 6 |
G League (Ignite以外) | 4 |
Overtime Elite | 5 |
NBL (Australia) | 3 |
NCAAからのアーリーエントリーは合計144名となります。
ここ3年の締切時点の人数を学年ごとに比べてみましょう。
2022 | 2023 | 2024 | |
---|---|---|---|
Fr. | 27 | 30 | 23 |
So. | 26 | 21 | 24 |
Jr. | 69 | 53 | 34 |
Sr. | 124 | 88 | 63 |
学年が上がるほどに前年より減っている人数が多いのは昨年と同様です。各年で選手数の母数に違いがあるとは思いますが、2022年と比べると上級生のエントリーは半数になっています。
まぁでも、お試しエントリーが少ない(=撤退者が少ない)だけなのかもしれないので、最終的なエントリー人数にも注目しておきたいです。
カレッジへ戻るためのアーリーエントリー撤回期限は現地5/29、例年どおりドラフトコンバインの10日後に設定されています。
公式ではないので参考までにですが、エントリー撤回の可能性があるかないかは、以下のサイトの一覧で確認するこができます。
2024 NBA Draft Early Entrant Tracker – Rookie Scale
カレッジに戻らない選手・海外選手のエントリー撤回期限は、ドラフトの10日前6/17です。
ドラフトコンバインへの参加が必須に
ドラフトコンバインに招待された78名の選手はすでに発表されています。
NBA announces 78 players to attend 2024 Draft Combine
The NBA announced today that 78 players have been invited to the 2024 NBA Draft Combine, which will take place from May 12-19 at Wintrust Arena and the Marriott Marquis in Chicago.
— NBA Communications (@NBAPR) May 3, 2024
Additionally, a select number of standout players from the 2024 NBA G League Elite Camp, which… pic.twitter.com/M8FUY529ul
※ドラフトコンバイン開催前にドラフトエントリーを撤回したライアン・カルクブレンナーくんの代わりにジェイレン・ウェルズくんが招待されています(参考)
近年、上位指名候補のドラフトコンバイン辞退などが増えていることが問題視され、参加を必須とするルールが定められました。これも2023年版CBAでのドラフト関連の変更点のひとつです。
合理的な理由なくドラフトコンバインに参加しなかった場合、その年のドラフトで指名される資格を失います。資格を失った場合、アーリーエントリー選手の場合はエントリー撤回とみなされ、自動エントリー選手の場合は翌年のドラフト指名対象となるそうです。
詳細は、2023年版CBAに書かれています。この部分ガンバって読んだので、別途まとめておきたい!と思ってます。
2023 NBA-NBPA Collective Bargaining Agreement(PDF)
※追記 ドラフトコンバインについての記事書きました。
NBAドラフト予習: ドラフトコンバインについて | 24 Seconds
※追記 Gリーグエリートキャンプの招待者45名も公式発表されました。
NBA G League Announces Field Of 45 Draft Prospects For 2024 NBA G League Elite Camp In Chicago – The NBA G League
ロッタリーのクジ引き順と15位以降の指名順位
勝率が同じだったチームのタイブレーカーはすでに行われ、ロッタリーのクジ引き順や15位以降の指名順位などについて確定しています。
詳しくは公式サイトで。
Ties broken for order of selection in 2024 NBA Draft presented by State Farm | NBA.com
ロッタリーの確率
ロッタリーは現地5/12に開催されます。各チームのクジ引きの確率は以下のとおり。
今年もしつこく叫んでおきますが、1位を引く確率が一番高いチームが引く確率が一番高いのは5
位です! 1/2近くの確率で5位になります!
※追記 ロッタリーの結果は以下の記事で。
NBAドラフト2024 ロッタリー結果 | 24 Seconds
無いと思っていた我々👑の1巡目指名権が復活したんで、楽しみにしておきたいと思います。キープするのかわかんないけど。ジャレッドマケインくん残ってたら指名しないかなとか勝手に妄想しています。大都市でもない限り地元出身の上位指名候補が出てくるとか、なかなかないからね。
フルゲーム動画まとめ
なんかもぉ、高校時代のフルゲーム動画を掘り出すのが楽しくって、もはや探すこと自体が目的になってます。でもね、高校時代のフルゲーム動画を探そうとすると、どの学年にどこの高校でプレーしてたか調べることになるし、何らかの理由でプレーしてない年があったりとか、そーゆーこともわかるので得られるモノは多いです。
せっかく掘り出したからということで、今年もぼちぼちまとめていきたいと思います。
すでにYouTubeのプレーリストにまとめたものがいくつかあるので、ひとまずここに置いておきますね。
今年のNCAAトーナメントのフルゲーム動画は、March Madness公式YouTubeに決勝までアップされています。公式には今年のトーナメントの試合だけのプレーリストがないので、つくりました。1回戦と2回戦は全試合ではないですが、First FourとSweet 16以上は全試合あがってます。
2024 NCAA men’s basketball tournament games FULL REPLAY – YouTube
あとは、上位指名候補、ロン・ホランドくんのフルゲーム動画まとめ。主に高校とU16・U17米代表の試合ですが、Gリーグ イグナイトの試合もいくつか入ってます。(イグナイトの試合はそのうち見れなくなっちゃうかもしれないけど)
NBA Draft 2024: Ron Holland – YouTube
Syracuseのジュダ・ミンツくんのフルゲーム動画もプレーリストにしました。Syracuseの所属しているカンファレンス(ACC)は公式がYouTubeにフルゲーム動画をたくさんアップしてくれているので、カレッジ2シーズンの試合をたらふく見ることができます。高校時代の試合もあるよ。
NBA Draft 2024: Judah Mintz – YouTube
それぞれ詳しくはまた追々。
今年もまた雑な質問を投げてるのでよかったらご回答ください。
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