NBAドラフト2022 予習 : 身体測定 前編

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ドラフトまであと20日くらいとなりました!ひゃーっ。

毎年恒例、身体測定と体力測定の結果を見ていきたいと思います!Gリーグ エリートキャンプとNBAドラフトコンバインの他に、今年はPortsmouth Invitational Tournament(PIT)も3年ぶりに開催されたので、述べ160人くらいの測定結果があります。きゃっほー。

まずは、身体測定結果から。今回は身長・体重・体脂肪率。

身体測定 後編 : Wingspan・Standing Reach
体力測定 前編 : スピード・アジリティ系
体力測定 後編 : ジャンプ系

1つ前の記事に書いたとおり、来季もカレッジに戻ることを決めた選手たちはすでにエントリーを撤回しています。名前に* 印をつけてるコはエントリー撤回した選手です。

身体測定をしなかった選手たち

述べ160人くらいの測定結果と書きましたが、上位指名予想をされる選手たちは測定してないコたちが多いです。NBA公式サイトのドラフトコンバイン身体測定結果に名前があるけど、数値がないのは以下の15名。去年よりずいぶん多いですね…

AJ Griffin, Chet Holmgren, Fanbo Zeng, Ismael Kamagate, Jabari Smith, Jaden Hardy, Jaden Ivey, Jalen Duren, Jeremy Sochan. Josh Minnott, Keegan Murray, Khalifa Diop, Ousmane Dieng, Paolo Banchero, Trayce Jackson-Davis*

上位指名予想のデカいコたちの身体測定とかアイビーくんの体力測定とかないのものすごく残念っ。今回測定していなコのうち過去の測定数値があるコたちが何人かいるので、この記事の最後に載せておきますね。

んでは、身体測定の結果を見ていきましょー。
目視でメモってるのとかもあるので、怪しい数値があったら公式の資料で確認してください。

▼NBAドラフトコンバイン
Draft Combine Anthrometric | Stats | NBA.com
▼Gリーグ エリートキャンプ
2022 NBA G League Elite Camp Player Measurement Results & Box Scores – NBA G League
▼Portsmouth Invitational Tourenament
Tournament Stats, Measurements & testing Results(PDF)

身長(靴なし)

身長の測定数値は、「靴あり」と「靴なし」の両方ありますが、2019-20シーズンからNBAの公式身長は靴なし数値(ということ)になっているので、ここでも靴なしの身長だけを見ていきます。

靴なしで一番身長が高かったのは、ウォーカー・ケスラーくん(Walker Kessler)で、7’0.25″(約214cm)。2番目に高かったのは、マーク・ウィリアムスくん(Mark Williams)で、7’0″(約213.5cm)。2人ともドラフトコンバインでの測定です。

Gリーグエリートキャンプ組とPIT組を含めても、靴なし7フッターはこの2人だけ。ドラフトコンバイン参加者で靴なし7フッターがいるのは、2019年のタコくん・モーゼスブラウンくん・ボルボルくんの時以来です。(2020年はゼロ。2021年はGリーグエリートやンプ参加者に2名)

ウォーカー・ケスラーくんのハイライト動画置いておきますね。

3番目に高かったのは、ジョン・バトラーくん(John Butler Jr.)で6’11.75″(約213cm)、4番目はコフィ・コーバーンくん(Kofi Cockburn)で6’11″(約211cm)で、この2人が靴なし6’11″超え。この2人もドラフトコンバインでの測定。

あとは、ドラフトコンバインのクリスチャン・コロコくん(Christian Koloko)と、PITのダラス・ウォルトンくん(Dallas Walton)、ナイジア・ブルックスくん(Nysier Brooks)の3人が、靴なし6’10.75″(約210cm)で、ここまでがTOP5。靴ありで7フィート超えなのもだいたいこのあたりまでです。

コロコくんのハイライト動画を置いておこうかと思ったんですが、トーナメントのTCU戦で大活躍してるのでフルゲーム動画置いておきますね。この試合すっごいからぜひ見て欲しい!

身長の低い選手は、PITに多かったです。ドラフトコンバイン、Gリーグエリーキャンプ、PITをあわせて、身長6フィート未満の選手は10人いるんですが、そのうち7人がPITでの測定、2人がGリーグエリートキャンプ。

ドラフトコンバインで、靴なし身長が唯一6フィート未満だったのは、ケネディ・チャンドラーくん(Kennedy Chandler)で、5’11.5″(約181.5cm)。

ケネディ・チャンドラーくんの試合観たことない方は機会にぜひ見て欲しい!こちらもトーナメントの試合の動画を置いておきますね。今年のドラフト候補生お気に入りTOP5なので、どうぞよろしくお願いします。

Gリーグ エリートキャンプで靴なし身長が一番低かったのは、マックス・エイスミスくん*(Max Abmas)で、5’10.75″(約180cm)。Gリーグ エリートキャンプで2番目に靴なし身長が低かったのは、イーライ・ブルックスくん(Eli Brooks)で、5’11.5″(約181.5cm)。

PITで靴なし身長が一番低かったのは、ジェイコブ・ギルヤードくん(Jacob Gilyard)で、5’8″(約173cm)。以下ずらっと6フィート以下のコを書いておくと、ファッツ・ラッセルくん(Fatts Russell)が5’9.25″(約176cm)、RJ・コールくん(R.J. Cole)とトレバー・ハジンスくん(Trevor Hudgins)が5’10.75″(約180cm)、Charlie Mooreくんが5’11.25″(約181cm)、デバンテ・ジョーンズくん(Devante Jones)とタイ・ゴードンくん(Ty Gordon)が5’11.75″(約182cm)。

チャーリー・ムーアくんお気に入りの小さめPGの1人なので、ハイライト動画を置いておきますね。今年のトーナメントの時にも話題になっていましたが、6シーズン4校(Cal→KU→DePaul→Miami)でプレーしたSupre Seniorです。

あと、6’0″(約183cm)のコが3人いて、Gリーグエリートキャンプのジャマリー・ブーイエくん(Jamaree Bouyea)とジェームズ・アキンジョくん(James Akinjo)、ドラフトコンバインのスコッティ・ピッペン・Jrくん(Scotty Pippen Jr.)。

ジェームズ・アキンジョくんも、お気に入りの小さめPGの1人なので、動画置いといていいですかっ。アキンジョくんはGeorgetown→Arizona→Baylorと3校でプレーしました。

体重

体重が一番重たかったのは、コフィ・コーバーンくんの293ポンド(約133kg)。Gリーグエリートキャンプ、PITを含めても一番重たいです。コフィくん昨年はGリーグエリートキャンプに参加してたんですが、その時よりは5ポンドくらい軽くなってます。

コフィくんの長編ハイライト動画置いておきますね。30分近くあるよ。

2番目に重かったのは、Gリーグ エリートキャンプからドラフトコンバインに進んだ、ケネス・ロフトン・くん(Kenneth Lofton Jr)で、280.4ポンド(約127kg)。シーズン終わりの時点よりも20ポンドくらい 体重落としたらしいです。Gリーグ エリートキャンプでの3/4コートスプリント測定時の動画があったので、置いておきますね。

3番目に重かったのは、 ドラフトコンバインのトレビオン・ウィリアムスくん(Trevion Williams)の264.6ポンド’(約120kg)。次いで、PITのネイト・ワトソンくん(Nate Watson)の262ポンド(約119kg)、ドラフトコンバインのデビッド・ロディくん(David Roddy)の260.8ポンド(約118kg)、Gリーグ エリートキャンプのデビッド・マコーマックくん(David McCormack)の260.6ポンド(約118kg)。ここまでの6人が260ポンド超えです。

今年のNCAAトーナメント…特にFinal Fourで大活躍だった、デビッド・マコーマックくんのハイライト動画を置いておきますね。学業面も含めて、素晴らしいカレッジキャリアをおくった選手の1人だと思います。別途ドラフト予習でいろいろ書きたい!

体重の軽いTOP3は、3人ともPITでの測定です。(身長低いコもPITが多かったしね)
一番軽かったのはファッツ・ラッセルくんの152ポンド(約70kg)。2番目めがジェイコブ・ギルヤードくんの156ポンド(約80kg)、3番目がアロンゾ・バージくん(Alonzo Verge)の162ポンド(約73.5kg)。

4番目に軽かったのは、ドラフトコンバインのタクエビオン・スミスくん*(Terquavion Smith)で165.2ポンド(約75kg)。アーリーエントリーは撤回したので今年のドラフト候補生ではないのですが、すごく気になってるコの1人なのでどうぞお見知りおきのほどを。(未来のドラフト予習)

5番目に軽かったのはドラフトコンバインのキーオン・エリスくん(Keon Ellis)で167.4ポンド(約76kg)。あと、ジャマリー・ブーイエくんはPITの計測では168ポンド(約76kg)だったんですが、Gリーグエリートキャンプの測定では170.4ポンド(約77kg)でした。PITの測定の方が1ヶ月ちょっと早いです。

軽い方TOP5には入ってませんが、Gリーグエリートキャンプで一番軽かったのは、マックス・エイスミスくん* の170.2ポンド(約77kg)でした。。

体脂肪率

PITは体脂肪率の数値がないので、ドラフトコンバインとGリーグ エリートキャンプの結果から。

体脂肪率が一番高かったのは、ドラフトコンバインのドリュー・ティミくん*(Drew Timme)の15.7%。ティミくんもエントリー撤回しましたが、ハイライト動画を置いておきますね。来年のドラフト予習に。

2番目に体脂肪率が高かったのは、ケネス・ロフトンくんで15.15%。Gリーグエリートキャンプでの測定です。一番高いのロフトンくんじゃないんだっ!って思ったのはアタシだけじゃないはず。15%超えはこの2人だけです。

3番目に体脂肪率が高かったのは、ウォーカー・ケスラーくんで14.7%。次いでロン・ハーパー・Jrくん(Ron Harper Jr.)が14.3%、トレバー・キールズくん(Trevor Keels)が13.5%までがTOP5で13%超え。3人ともドラフトコンバインでの計測です。

ロン・ハーパーJrくん柔らかそうなイメージあるぅ(あくまでもイメージ)。30分くらいの長編ハイライト動画置いておきますね。

トレバー・キールズくん、高校時代と比べるとずいぶん太くなったよなーとは思ってたけど、体脂肪率高いのはちょっと意外だったな。キールズくんのハイライト動画も置いておきますね。

体脂肪率が1番低かったのは、ドラフトコンバインのムーサ・ディアバテくん(Moussa Diabate)の2.7%。毎年思うんですが、2.7%って人間という生き物として問題ないんですか…?

体脂肪率が2番目に低かったのは、カイル・フォスターくん(Kyle Foster)の3.3%、3番目はブライソン・グレシャムくん(Brison Gresham)の3.45%、4番目はJD・ノーテくん(JD Notae)の3.65%。3人ともGリーグエリートキャンプでの測定です。

JDノーテくん、今年のNCAAトーナメントのゴンザガ戦でも大活躍でしたが、けっこう好きなのでどうぞお見知りおきのほどを。ハイライト動画置いておきますね。

まじ余談ですけど、ノーテくんカレッジで見て初めて知ったと思ってたら、実はアシュトン・ヘイゲンスくん(元UK・現Gリーグ)と高校のチームメイトだったってことを知って、ということはアタシ高校時代の試合もけっこう見たことあるんじゃん?って思ったら、アシュトンがSophomoreの時にノーテくんSeniorで、アタシがアシュトンの高校時代の試合せっせと見てたのってJuniorの時だから、やっぱりカレッジで見て初めて知ったの間違ってなかった…ということがありました…

今回測定しなかった選手の過去測定値

最初の方に書いたように、今回身体測定しなかったコたちのうち、過去の測定数値のあるコたちが何人かいるので、ここに置いておきますね。古いものも多いので、ご参考までに。
※身長は「靴あり」の可能性が高いです

ジェイレン・ドゥーレン(Jalen Duren)
2021 Memphis Pro Day
身長 6’11” / Wingspan 7’5.25″ / 体重 250

チェット・ホルムグレン(Chet Holmgren)
2019 Nike Elite 100
身長 6’11.5″ / Wingspan 7’3.5″ / 体重 183

パオロ・バンケロ(Paolo Banchero)
2019 Nike Skills Academy
身長 6’9″ / Wingspan 7’0.5″ / 体重 242

ジェイデン・ハーディ(Jaden Hardy)
2019 Nike Skills Academy
身長 6’3″ / Wingspan 6’10” / 体重 184

今回はここまで!
次回はWingspanとStanding Reach♡
この週末の間に、ドラフトコンバインの測定結果はまとめちゃいたいー。

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