NCAAトーナメント、NBAのレギュラーシーズンが終わってから久しいですが、みなさまお疲れさまでした。
NBAのプレーオフは連日盛り上がってますが(あんまり見れてないんですが)、ぼちぼちドラフト予習もはじめましょう。
※5/18追記 ロッタリーの結果はこちらの記事で
NBAドラフト2022 ロッタリー結果 | 24 Seconds
NBAドラフト関連のスケジュール
過去2年、イレギュラースケジュールで開催されたNBAドラフトですが、今年はNBAのシーズンと同様に通常のスケジュールに戻ります。
NBA announces dates and locations for 2022 NBA Draft events | NBA.com
まずはもろもろスケジュールの確認を。(日付は現地時間)
4/24 アーリーエントリー締切
5/16-17 Gリーグ エリートキャンプ
5/18-20 NBA ドラフトコンバイン
5/17 NBA ドラフトロッタリー
6/1 NCAAが定めたアーリーエントリー撤回期限
6/13 NBAが定めたアーリーエントリー撤回期限
6/23 NBA ドラフト 2022
NBA公式のイベントではありませんが、現地4/13-15にSeniorの選手たちのためのショーケース「Portsmouth Invitational Tournament 」が3年ぶりに開催されました。もろもろ測定結果も公式サイトで確認できます。きゃっはー。
あと、昨年初開催された「Tampa Bay Pro Combine」が、現地4/26-29の日程で絶賛開催中です。
「Gリーグ エリートキャンプ」については今のところ特に発表がありませんが、ここ数年と同様のフォーマットならドラフトコンバインに先駆けて開催されるはず。※5/1 スケジュールを追記しました。
昨年と違うところ
昨年も書きましたが、NCAAのパンデミック特例で、2020-21シーズンに在籍していたすべてのWinter Sportsの選手に、1年追加のプレー資格が与えられました。
通常は、NCAAで4年間のプレー資格を消化した選手は、自動的にドラフト対象となるのでエントリーを宣言する必要はありませんが、追加のプレー資格がまだ残っている場合にはドラフトへのエントリーを宣言しなければいけません。
昨年はすべての選手に翌シーズン(今季)のプレー資格があったので、全員がドラフトへのエントリーを宣言する必要がありましたが、今季は1年の追加資格を消化した選手たちがいます。追加資格を消化した選手たちは、自動的にドラフト対象となります。
アーリーエントリー締切
スケジュールのところで書いたとおり、現地4/25にアーリーエントリーが締め切られ、公式のエントリー選手リストも発表されています。
▷NBA announces early entry candidates for NBA Draft 2022 presented by State Farm – NBA.com: NBA Communications
カレッジ組が247名、海外組が36名の合計283名。少ない!
海外組は去年の締切時点と比べると20人くらい少なくて、2014年以来の少なさだとか。カレッジ組も、Seniorの選手を除いた通常のアーリーエントリー対象選手は123人で去年より10人くらい少なくて、2016年以来の少なさだそうです。
36 internationals declaring for the NBA Draft is the lowest number since 2014. 123 non-college seniors declared, the fewest we’ve seen since 2016. 159 overall non-seniors declared, including internationals. Both numbers are way down across the board, the least since 2015. pic.twitter.com/NNusKB4gS6
— Jonathan Givony (@DraftExpress) April 27, 2022
ちなみにこれ、カレッジ組のエントリー数が、なんで2016年に急激に増えているかというと、この年から、カレッジに戻るためのエントリー撤回期限がドラフトコンバインの後になったからですね。(=お試しエントリーしやすくなった)
NCAA側のエントリー撤回期限は、現地6/1に設定されています。カレッジに戻る場合にはそれまでにエントリーを取り下げる必要があります。
NBAドラフトとしてのエントリー撤回期限はドラフトの10日前、現地6/13に設定されているので、海外からアーリーエントリーした選手や、カレッジに戻らない選手などはこの日まで撤回することができます。
ここ数年、高校卒業後カレッジに進学せず(プロにもならず)にアーリーエントリーしたコが毎年何人かは含まれてたと思うんだけど、リストをざっと見た感じ今年はいないみたいですね。
ちなみにGリーグ イグナイトやOvertime Eliteのコたちは、自動エントリー対象です。
This “also-eligible” list (33 players) includes: Dominick Barlow, Marjon Beauchamp, Dyson Daniels, Michael Foster, Jaden Hardy, Jean Montero, Kok Yat and Fanbo Zeng. Few others like Makur Maker, Kai Sotto, Zaire Wade, Henri Drell and Samson Ruzhentsev are also there.
— Jonathan Givony (@DraftExpress) April 27, 2022
※5/14追記
NBAドラフトの指名対象となるための条件について、別の記事でまとめたので、興味のある方は併せてどうぞ。
※2023.4.2追記
2023年のアーリーエントリー状況と比べるために、学年ごとのエントリー人数を追記しておきます。
Fr. 27 / So. 26 / Jr. 69 / Sr. 124
ドラフトコンバインについて
※この項は5/1に追記しました
公式なリリースは見つけられなかったのですが、Gリーグ エリートキャンプの日程が発表されたようなので、冒頭のスケジュールにも記載しておきました。ドラフトコンバインの日程もちょっと変わっています。(もともとコンバインの日程として発表されていた中にGリーグ エリートキャンプの日程も含まれてたっぽい)
そして、NBAドラフトコンバイン、Gリーグ エリートキャンプへの招待が対象選手に通知されたようです。
近年と同様に、NBA30チームの投票に基づいて決められたTOP100選手のうち、上位60名がドラフトコンバイン、残りの40名がGリーグ エリートキャンプに招待されるようです。
このツイートに書かれていないですが、おそらくGリーグ エリートキャンプで評価の高かった何人かの選手がドラフトコンバインにも招待されるのではないかと思います。
ロッタリーのクジ引き順と15位以降の指名順位
勝率が同じだったチームによるタイブレイカーは現地4/18に行われました。
これによってロッタリーのクジ引き順と、15位以降の指名順位が確定しています。詳細は公式サイトで。
Ties broken for order of selection in NBA Draft 2022 | NBA.com
ロッタリーの確率
毎年毎年声高に叫んでおりますが、1位を引く確率が一番高いチームが引く確率が一番高いのは5位です!5割近くの確率で5位になります!
タンク防止のため、2019年にロッタリーのオッズに大きな変更があってから、3回のドラフトがあったわけですが、その3回のドラフトの下位4チーム(延べ12チーム)のうち半分は6位以内をひいてないらしいですよ。(だからみんなタンクとかやめようぜ!)
The new system has generated some excitement during the past three draft lotteries — six of the 12 teams that have claimed top-four picks since 2019 entered the night without a top-six spot in the lottery standings.
via 2022 NBA Draft Dates, Deadlines To Watch | Hoops Rumors
我がチームは(残念ながら)今年もクジ引きあるんですが、アタシの好きなコもうちょっと下の方の予想なのでそんなにガンバらなくてもいいよ(私欲)。もちろん、上の方で好きなコ指名してくれてもいいけどね!(またガードだけどね!)
ではロッタリーまで妄想膨らませて待ちましょう。みなさまご武運を🤞
アタシはドラフトコンバインの身体測定が待ち遠しいです!!!
※5/18追記 今年もドラフトコンバインにちなんだ雑な質問をTwitterで投げかけているので、ぜひご回答ください!
コメント