2017 NBA ドラフト 予習 : 身体測定 前編

\ドラフト予習はじめました/

現地5/9~5/14の日程で、ドラフトコンバイン開催中です。
身体測定やら体力測定やらシューティングドリルやら5 on 5やらはすべて終了していると思います。
現地5/12と5/13のTV放映があった分については、NBA TV Liveで3時間の短縮版が見れそうです。

今年のドラフトコンバインには67人の選手が招待されました。参加者リストはこちらで。
Sixty-seven players expected to attend NBA Draft Combine – NBA.com

アーリーエントリーの撤回期限はまだなので、コンバインに参加してもエントリーを取り下げて大学に戻る可能性のあるコたちもいます。

すっかり毎年恒例になってきてしまいましたが、上位指名候補のコたちは軒並み参加を辞退しています。

上位指名予想のコのうち、マーケル・フルツくん(Markelle Fultz)とディアーロン・フォックスくん(De’Aaron Fox)はコンバインに参加していますが、もろもろ測定数値やら何やら見る限りでは、ディアーロンくんは身体測定とインタビューのみ(ってインタビューでも言ってた)、フルツくんはぜんぜん情報見かけないんですけどチームのインタビューのみですかねぇ…
他にも身体測定はしたけど体力測定はしてないコとかいるみたいです。

もろもろ計測数値やシューティングドリルの結果、5 on 5のboxscoreなどはNBA公式サイトで見ることができます。
NBA.com/Stats | Draft Combine Landing

それでは、今回は身体測定の結果を見ていきましょー。きゃっはー。
NBA.com/Stats | Draft Combine Anthro

身長

一番身長が高かったのはフランス出身のジョナサン・ジャンヌくん(Jonathan Jeanne)。靴なし7′ 0.75″(約215cm)、靴あり7′ 2″(約230cm)。靴なしで7フィート超えは1人だけです。

Jeanneはカタカナだとジャンヌでいいですかね…2015年のDraftExpressのインタビューでもそれっぽく呼ばれてます。
次に大きかったのはトーマス・ウェルシュくん(Thomas Welsh)で、靴なし6′ 11.5″(約212cm)、靴あり7′ 0.5″(約215cm)。ザック・コリンズくん(Zach Collins)が、靴なし6′ 10.25″(約209cm)、靴あり7′ 0″(約213cm)。この3人が靴ありで7フィート超え。

一番小さかったのはジャワン・エバンスくん(Jawun Evans)で、靴なし5′ 10.75″(約179.5cm)、靴あり5′ 11.5″(約181.5cm)。靴ありで6フィートに満たなかったのはジャワンくんだけです。
次に小さかったのはフランク・メイソンくん(Frank Mason Ⅲ)で、靴なし5′ 11″(約180cm)、靴あり6′ 0″(約183cm)。あとはデリック・ウォルトンくん(Derrick Walton Jr.)が、靴なし5′ 11″(約180cm)、靴あり6′ 0.75″(約185cm)。

アタシね、ジャワンくんよりメイソンくんの方が小さいと思ってたのよなんとなく。確かに対戦してるとこ見るとメイソンくんの方が大きい感じするのよね…対戦した試合ちゃんと見てるんだけどね…
ジャワンくんのいたOklahoma StateってSGのフォルテくんも5-11しかなくって控えPGのエイヴァレットくんも5-11しかなくって全体的に小さいから相対的に大きめに見えてたのかも。
いやむしろKUの選手たちの中にいるメイソンくんが相対的に小さく見えてのかも。

ちなみにシーズン最終戦のOklahoma State vs Kansas(ジャワンくんとメイソンくんの対戦)、この試合すっごくオススメなのでお時間のある方はぜひ。(PCからしか見れないかもだけど)
Oklahoma State vs Kansas, Mar 04 2017 – Big12Sports.com

メイソンくんはもろもろケンバと同じくらいの計測値だったようです。そこ気づいてなかったわ…

デリック・ウォルトンくん、トーナメントの時にケンバと比較されたりしてました。ウォルトンのiPhoneの壁紙はケンバだとか。
Second coming of Kemba? Derrick Walton is carrying surging Michigan through March(2017年3月の記事)

ウォルトンくんとジャワンくんはトーナメントで対戦してます。ハイライト動画おいときますね。
Oklahoma State vs. Michigan: Game Highlights

体重・体脂肪率

一番重かったのはケネディ・ミークスくん(Kennedy Meeks)で、276.6ポンド(約125.5kg)。体脂肪率は11.5%。
ミークスくん、大学(UNC)に入学した時には317ポンドあったらしいけど、Freshmanシーズン(13-14)は290ポンド、Sophomore(14-15)のはじめには270ポンド、Seniorの今季(16-17)はじめには260ポンドまで落ちてたみたいです。
Kennedy Meeks went from 300-pound recruit to Final Four hero for North Carolina – SBNation.com(2017年4月の記事)

二番目に重いのがナイジェル・ヘイズくん(Nigel Hayes)で、254.2ポンド(約115kg)。ナイジェルくん去年のコンバインの時も重くて驚いたんだけど、今年は更に重くなってます(去年は245)。体脂肪率は11.5%でこちらも去年より増えてます(去年は10.90%)。ちなみに身長は昨年と同じなので単純に重量が増えたんだと思われます。
あとはトーマス・ウェルシュくんが254ポンド、イケ・アニボグくん(Ike Anigbogu)が252.2ポンドで、ここまでが250ポンド越え。
アニボグくんの名前の発音はUCLA公式プロフページの一番下の方に音声ついてます。本人の発音じゃないと思うけど。

体脂肪率が一番高いのはタイラー・ライドンくん(Tyler Lydon)の13.6%、トニー・ブラッドリーくん(Tony Bradley)の12%、Jamel Artisくんの11.9%、ナイジェルくんとミークスくんの11.5%、Sviatoslav Mykhailiukくんの11.4%。SviくんKUのコなのに未だに名前の読み方よくわかんないの…ゴメンナサイ。

例年体重の一番軽いコたちっていうのは身長が一番小さいグループのコたちなことが多いのですが、今年は違いました。

一番軽いのはコビー・シモンズくん(Kobi Simmons)で166.2ポンド(約75.5kg)、体脂肪率は5%。二番目に軽いのはディアーロン・フォックスくん(De’Aaron Fox)で169.6ポンド(約77kg)、体脂肪率は4.5%。170ポンド以下はこの2人だけ。ディアーロンくん細いのは認識してたけど2番目に軽いと思わなかったし、それ以上にコビーシモンズくんの方が軽いとか思わなかったわー。

UKのコたちはシーズンはじめに大学で計測している数値が公式に発表されていて、その時の数値だとディアーロンくんの体重は185ポンド(約82.5kg)だから7kgくらい軽くなってんのね。(UKが盛ってた可能性もあるけど笑)シーズンはじめはもうちょっとほっぺがふっくらしてる気がしてたのは気のせいじゃなかった…のかしらどうかしら。

あと軽いのは、モンテ・モリスくん(Monte Morris)の175.2ポンド(約79.5kg)、エドモンド・サムナーくん(Edmond Sumner)の176.4ポンド(約80kg)。ここまでが180ポンド以下。
身長比だとクリス・ブーシェくん(Chris Boucher)が一番軽そうな感じがします。身長靴なし6′ 8″(約203cm)で体重182.2ポンド(約82.5kg)。
ちなみに身長6フィート以下の3人は185ポンドから190ポンドの間(約84kg~86kg)でした 。

体脂肪率が一番低かったのは、デビン・ロビンソンくん(Devin Robinson)の3.2%。美脚です。

素朴な疑問なんですけど、体脂肪率3.2%って人間という生き物として大丈夫なんですかね…

二番目に体脂肪率が低かったのは、ウェズリー・アワンドゥくん(Wesley Iwundu)の4%。Iwunduのカタカナ表記は暫定です。あとは、フランク・メイソンくんが4.3%、ディアーロン・フォックスくんが4.5%、タイラー・ドーシーくん(Tylor Dorsey)が4.7%、アンドリュー・ジョーンズくん(Andrew Jones)が4.9%。ここまでが5%以下。

そういえばケレブ・スワニガンくん(Caleb Swanigan)とジョナサン・モトリーくん(Johnathan Motley)は身体測定はしてるけど体脂肪率のデータがなかったですね…

ハミドゥ・ディアロくん(Hamidou Diallo)がUK入った時にこの写真を見て

って思ったんだけど、今回の計測では197.4ポンド(約89.5kg)。実際に昨夏の計測よりも9ポンド強(4kg強)重くなってるみたいです。(参考

ひとまず一旦ここまでで。
WingspanとかStanding Reachとかその他もろもろ思うところは次回。


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