2016 NBA ドラフト 乙女視点的予習 その1 : 身体測定

乙女視点的ドラフト予習はじめました。
例年どおり、役に立たない情報満載でお届けしたいと思います。

今年のドラフトコンバインはすでに終了しています。(現地5/11-15)
参加者リストはこちらから。
2016 NBA Draft Combine Participant List(PDF)


ベン・シモンズくん、デジョンテ・マレーくん、ドマンタス・サボニスくんの3人は、ドラフトコンバイン不参加。


あと、ブランドン・イングラムくんとジャマール・マレーくんは、ドラフトコンバインには参加したけど、身体測定・体力測定などは不参加です。


ドラフトコンバインへの招待は、直接各選手に連絡が行くらしいんですが、なんていうの?招待状?のようなものは3種類あったようです。

まず、上位指名候補用と思われるもの。ドラフトコンバインに参加するかしないかだけでなく、どの項目に参加するか(たとえば、身体測定はするけど5-on-5は参加しないとか)も選べるようになってます。
実際はドラフトコンバインには参加したけどmedical examinationsしか受けてないコもいるので、上位指名候補のコたちはわりと自由に決められるのかな。
https://twitter.com/DraftExpress/status/726410813272145920
こちらは下位指名候補用と思われるもの。ドラフトコンバインに参加するかしないかの選択肢だけになっています。つまり、5-on-5に参加したくなければ、ドラフトコンバインそのものに参加しないことになります。(デジョンテ・マレーくんはこのケースじゃないかって噂されてました)
https://twitter.com/DraftExpress/status/726411160736649216
あとは、もしドラフトコンバインに招待されたら参加するかしないかというアンケートのようなもの。補欠のコ用なんじゃないかと。
https://twitter.com/DraftExpress/status/726411563767336960
スクロール長くてすいません…この先も長いですけど…

では前置きが長くなりましたがーっ大好きな身体測定の結果いってみよーっ♪ きゃっはーヾ(´∀`)ノ

NBA.comにも測定結果は掲載されてるんだけど(NBA.com/Stats)、見慣れてるDraftExpressのリンクはっときます。
DraftExpress: Pre Draft Measurements

あ、あと今年ね、ここ2年くらいと比べて、身体測定の写真とか動画とか少なかった!!!カワイコちゃんが壁に張り付いてるとことか、怪訝そうな顔して腕を上に伸ばしてるとことか、もっと見たいのにーっo(><)o

身長

靴なしで7フィート超えが2人。
一番大きかったのは、Zhou Qiくん(米語だとジャウ・キューっぽいですね…)で、靴なし7′ 1.25″(約216.5cm)、靴あり7′ 2.25″(約219cm)。
二番目に大きかったのは、Jakob Poeltlくんで、靴なし7′ 0.25″(約214cm)、靴あり7′ 1″(約216cm)。
Poeltlくんのラストネームの発音はリンク先の動画参照で…(ヤコブ…ぽぅ…?ぽぇ…?)
Jakob Poeltl making a name for himself with Runnin’ Utes (2015年1月の記事)
あとは、ソン・メイカーくん(Thon Maker)が、靴なし6′ 11.75″(約213cm)、靴あり7′ 0.75″(約215cm)。この3人が靴ありで7フィート超え。

一番小さかったのは、ケイ・フェルダーくん(Kay Felder)で、靴なし 5′ 8.25″(約173cm)、靴あり5′ 9.5″(約176.5cm)。
二番目に小さかったのは、タイラー・ユリスくん(Tyler Ulis)で、靴なし5′ 8.75″(約175cm)、靴あり5′ 10″(約178cm)。


ユリスくん、コンバインの時のボストングローブのインタビューでアイザイアくんについて聞かれてました。

“It’s very inspirational, because what he’s doing on the next level is crazy,” Ulis said. “It’s unbelievable. Nobody thought he would do it. He was the 60th pick in the draft. He talks about how he proves people wrong. He talks about it, he acknowledges it and I feel like it’s a great thing for me to see.”Kentucky’s Tyler Ulis points to Isaiah Thomas as an inspiration

なんとなくバディくん(Buddy Hield)よりアイザイア・カズンズくん(Isaiah Cousins)の方がデカいんじゃないかと思ってたんだけど、ビミョーにバディくんの方が大きい模様。(0.5インチ違い)
見るたびに記憶の中よりデカくで驚いてたカイル・ウィルチャーくん(Kyle Wiltjer)は靴あり6′ 10″(約208cm)。

体重・体脂肪率

体重が一番重かったのは、ダイアモンド・ストーンくん (Diamond Stone)の254ポンド(約115kg)。体脂肪率は12.9%で2番目の高さ。ダイアモンドストーンくん、高校時代と比べたらずいぶん絞れたなーって思ってたんだけど。
2番目に重かったのは、ロバート・カーターくん(Robert Carter)の251ポンド(約114kg)。体脂肪率は12.5%で4番目の高さ。

体脂肪率が一番高かったのは、カイル・ウィルチャーくんで15.3%。ウィルチャーくんなんか柔らかそうな感じするもんな(笑)
2番目以降は前述のダイアモンド・ストーンくん、ケレブ・スワニガンくん(Caleb Swanigan)、ロバート・カーターくんと続くんですが、あーなんか共通するイメージあるわ(笑)
ちなみに、スワニガンくんとカーターくんはもろもろ同じくらいのサイズです。

身長のわりに体重重いのは、予想どおりウェイン・セルデンくん(Wayne Selden)。身長靴なし6′ 4.25″(約194cm)で体重は232ポンド(約105kg)。体脂肪率は7.3%。
これどのくらかというと…うーん、去年のスタンリー・ジョンソンくん(身長6′ 5″, 体重242, 体脂肪率7.5)をちょっと小さくしたくらいな感じかな。それよりは軽めかな。セルデンの方が柔らかそうなイメージあるけど。(あくまでもイメージ)
ていうかニヤングくんよりセルデンの方が重いのかよ…(ニヤングくんは231ポンド)
これシーズン初めのマウイ・インビテーショナルの時のセルデン写真です。

Happy thanksgiving from Maui ! 🌴🌺

Wayne Selden Jr.さん(@wayneseldenjr)が投稿した写真 –

あとナイジェル・ヘイズくん(Nigel Hayes)の身長靴なし6′ 6.25″(約199cm)で体重245ポンド(約111kg)も意外と重いなーと。体脂肪率も意外と高くで10.9%。これチナヌ・オヌアクくん(Chinanu Onuaku)身長靴なし6′ 9″(約206cm)と同じ体重。

一番体重が軽かったのは、タイラー・ユリスくんの149ポンド(約67.5kg)。これ最初に数値見たとき思わず二度見しました。体脂肪率は5.2%。


アタシの中で体重軽い目安ってダレン・コリソンのコンバインの時の数値なんですけど(笑)、たとえば近年すっごい軽かったラス・スミス(2014)とかアーロン・ブルックス(2007)とかでもかろうじて160台なんだよね…
でも、ユリスくん、15-16シーズン初めのいわゆるケンタッキーコンバインの時の測定値(2015 Official College Team)では160ポンドになってます。数字どおりで考えるなら体脂肪率落としたら体重落ちたってことなのかな。ご参考まで。
DraftExpress NBA Draft Prospect Profile: Tyler Ulis, Stats, Comparisons, and Outlook

ちなみに2番目に軽かったのは、マーカス・ペイジくん(Marcus Paige)の164ポンド(約74kg)。例年このくらいが一番軽いコなイメージ。体脂肪率は4.3%。
常々細いなーって思っていたキャット・バーバーくん(Anthony “Cat” Barber)は173ポンド(約78kg)で3番目の軽さ。体脂肪率は4.5%。

体脂肪率が一番低かったのは、ゲイリー・ペイトン二世(Gary Payton II)くんの4.0%。次いで前述の、マーカス・ペイジ、キャットくん、んで4番目に低かったのが、ペリー・エリスくん(Perry Ellis)の4.6%でちょっとビックリ。まぁ、ペリー・エリスくんには今後もっと驚かされることになるんだけど。

Wingspan・Standing Reach

Wingspanが一番長かったのは、Zhou Qiくんの7′ 7.75″(約233cm)、2番目がシェク・ディアロくん(Cheick Diallo)の7′ 4.5″(約225cm)、3番目はダミアン・ジョーンズくん(Damian Jones)の7′ 3.75″(約223cm)。
一番短かったのは、メロ・トリンブルくん(Melo Trimble)とタイラー・ユリスくんの6′ 2″(約188cm)。ちなみにメロくんとユリスくん身長は2.5インチくらい違いますからね…ユリスくんと同じく身長6フィート未満だったケイ・フェルダーくんは、6′ 2.5″(約189cm)。ちなみにメロくんとフェルダーくんの身長は3インチくらい違うます…

さらにちなみにですね、身長比(wingspan/身長)でもwingspan一番短いのはメロくんです。はい。

身長比でwingspanの長いTOP5
身長(靴なし) / wingspan / wingspanの身長比

1. ウェイド・ボールドウィン(Wade Baldwin)
6′ 2.5″(約182cm) / 6’11.25″(約211.5cm) / 1.117

2. シェク・ディアロ(Cheick Diallo)
6′ 7.5″(約201cm) / 7′ 4.5″(約225cm) / 1.113

3. ナイジェル・ヘイズ(Nigel Hayes)
6′ 6.25″(約199cm) / 7′ 3″(約221cn) / 1.111

4. AJ イングリッシュ(A.J. English)
6′ 2″(約188cm) / 6′ 10″(約208cm) / 1.108

5. ロバート・カーター(Robert Carter)
6′ 6.75″(約200cm) / 7′ 3.25″ (約221.5cm) / 1.108

この5人と、もう1人ケレブ・スワニガンくんの6人が身長の1.1倍以上の長さのwingspanでした。

毎年wingspanで盛り上がりすぎて、Standing Reachのこと書き忘れそーになっちゃうんだけど…(^^;
Standing Reachは、毎年何も考えずに「高い」って書いてたんだけど、今年突如として「長い」?と思いました…いやでも「高い」だよね。「長い」はともかく「短い」ってなんか変だもんね…

Standing Reachが一番高かったのも、Zhou Qiくんで9′ 4.5″(約286cm)。2番目はソン・メイカーくんの9′ 2.5″(約281cm)、3番目はディヨンタ・デイビスくん(Deyonta Davis)とチナヌ・オヌアクくんとダイアモンド・ストーンくんが同じ高さで9′ 0.5″(約275.5cm)、あとヘンリー・エレンソンくん(Henry Ellenson)が9′ 0″(約274cm)で、この6人が9フィート超え。
低い方TOP3は、身長の低いフェルダーくんとユリスくん、wingspanの短いメロくんでした。

ところで。
Standing Reachの数値におかしいところがあるということで、今年のドラフトコンバインでの身体測定と体力測定の数値について調査中らしいです。(5/21時点)リーグから下記のような通達があったとか。(via DrafeExpress)

“Please note that there were variances with the standing reach measurements for several players in comparison to prior recorded measurements. As a result, the unofficial anthropometric measurements and strength and agility testing results (currently available on nba.com) are under review. The official measurements and testing results will be released as soon as the internal review is complete.”via DraftExpress: NBA League Office: Draft Combine Measurements “Under Review”

Standing Reachの数値がおかしいと、垂直跳びの数値にも影響してくるんだよね。
どこら辺がおかしいのかっていう話は、上のDraftExpressの記事にかかれています。たとえばね、アイザイア・カズンズくんとドリアン・フィニー=スミスくん(Dorian Finney-Smith)のStanding Reachは、今年4月のP.I.T.での測定より7インチ低いとかね…
おそらくこの調査には10-14日くらいかかるだろうと。

手の大きさ

Hand Lengthは同じくらいだけど、Hand Widthが大きく違う場合って、つまりどこのサイズが違うんですかね…
手のひらの横幅とか、親指と小指の長さとか、どれくらいめーいっぱいとか開くか…とか?

Hand Widthが一番大きかったのは、ダミアン・ジョーンズくんの10.50″(約27cm)。ちなみにHand Length は8.75″(約22cm)とそこまで大きいわけではありません。
Hand Lengthが一番大きかたっのは、ベン・ベンティルくん(Ben Bentil)の9.50″(約24cm)。Hand Widthは10″(約25cm)なので全体的に大きめ。
あと、Jakob Poeltlくんも全体的に大きめかな。Hand Lengthが9.25″(約23.5cm)、Hand Widthが10.25″(約26cm)。
今年はビックリするほど手が大きいコはいなかったですね。いやみんな十分デカいですけど。

身長のわりに手が大きそうなのは、マルコム・ブログドンくん(Malcolm Brogdon)の、身長6′ 3.75″(約192cm)/ L 9″(約23cm) / W 10.25″(約26cm)。あと、マラカイ・リチャードソンくんの、身長6′ 4.75″(約195cm)/ L 8.75″(約22cm) / W 10″(約25cm) あたりかなぁ。マラカイくんはwingspanも長いです。

ほい。
スクロールお疲れさまでした…(^^;
全体的にそんなに驚きはなかったかなぁ。しいて言えば途中で書いた、セルデンがニヤングくんより重たいってことと、ペリーエリスくんの体脂肪率くらい。

今回のドラフトコンバインで身体測定をしていない5人ですが、ベン・シモンズくんとジャマール・マレーくんはシーズン直前の大学公式のデータ、デジョンテくんは2014年のNike Skills Academy、サボニスくんは2015年のNike Skills Academy、イングラムくんは2015年のNike Hoop Summitの数値なんかが、DraftExpressにあるのでご参考に。(数値書こうかと思ったけどめんどくさいからやめた…)

あとDraftExpressのAnalysisの記事には、何人かの選手について過去の誰と同じくらいとかそんなことも書かれてたりするので、こちらもご参考に。
DraftExpress: 2016 NBA Draft Combine Measurements Analysis
ジェイレン・ブラウンくん(Jaylen Brown)がハリソン・バーンズくらいのサイズ(ちょっと小さいけど)って書かれてたけど、アタシ的にはちょっと大きいタイリクなんじゃないかと。

では次回は体力測定。
…の前にちょこっとメモ書いとくかも。

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