この記事、そもそもは2022年のドラフト前に書きはじめてて、例によって例のごとくドラフトまでには書き終わらず、オコロくんの時みたいに次のドラフトまでに書けばいいじゃんっ!って思って98%くらい書いて放置してたやつです。わっはっは。
もはや「ドラフト復習」というのもはばかられるくらい時間が経ってしまったので、書きそびれたドラフト予習シリーズとして載せとこうかなと。こーゆーのいっぱいあるんだよ。わっはっは。
というわけで、タイタイ・ワシントンくんの話です。
今季(2024-25)は、Gリーグでプレーしています。
前述のとおり本文は数年前に書いたものなので、内容に時差があると思いますがそこはそれで。
タイタイ・ワシントン (TyTy Washington Jr.)
出会いはいつだったのかハッキリとは覚えていないんだけど、タイタイくんがAZ Compass Prepに転校するよりも前…おそらく2019年頃。
たまたまTwitterで流れてきたリクルート関連の記事で、写真と名前を見たのが最初。チラッと見ただけなのに「タイタイ」っていうキャッチーな名前とおさげ髪の姿はすぐに覚えました。
でも、特に気になったというわけでもなかったので、その後も時折名前は見かけたけど、特にチェックはせず、最初に見た写真以外には何も見たことないまま時は過ぎ。
2020年のAAUシーズン。
TLに流れてきた動画を、あのタイタイくんだなって思いながら、何気なく再生。
「アタシの記憶の中のタイタイくんと違う!」
アタシの記憶違いだったのかも。誰か別のコの記憶と混同したのかも。と自分の記憶を疑いながら、画像検索してみたところ、アタシの記憶の中のタイタイくんは確かに過去のタイタイくんでした。
え、このコがこうなるの?…って言葉だけじゃわかんないと思いますけど、のちにタイタイくん自身がまさにこれ!って写真をツイートしてくれました。
同じ写真ではないけど、アタシの中のタイタイくん像は左の写真の頃のまま止まっていて(今考えるとそもそも当時にしても古い写真だった気もするけど)、次に見たのがさっきの動画ですよ。「同じコなの?」って思わない?
タイタイワシントンくん2~3年前にどっかで写真を見かけた時はおさげのかわいいコとは思ったけど特に気に入ったわけでもなくその後忘れてて、去年くらいにTL流れてきたのをたまたま見た時にめっちゃ大人っぽくなっててカッコよくなっててビックリして今に至る。
— リエ / Rie (@noisebox) May 13, 2021
タイタイくんは、アリゾナ州フェニックス生まれのフェニックス育ち。
高校最初の2シーズンは、Cesar Chavez HS(アリゾナ州の公立高校)に在籍していました。
入学当初はアメフトをやっていたそうです。いつからバスケに専念するようになったのかはわかりませんが、2018-19シーズン(Sophomore)のアベレージは、23.2 pts、4.1 asts、4.4 rebsだったとか。
TyTy Washington ready to make hoops history at Cesar Chavez
当時のハイライト動画がありました。
AZ Compass Prep(アリゾナ州のチャータースクール)に転校したのは、19-20シーズン(Junior)がはじまって間もない頃。
247 Sportsの履歴を見ると、この当時のタイタイくんのリクルートランキングは90位台。
AZ Compass Prepに転校して間もないころのフルゲーム動画がありました。2020年1月4日の試合。
AZ Compass Prepは2021-22まではThe Grind Sessionに所属していて(来季からはNIBC)、2019-20シーズンの試合は公式YouTubeで無料配信されていました。
翌2021-22シーズンが開幕して間もない頃、Creightonへの進学の意向を発表しますが、
シーズンが終わった直後に、Creightonへの進学取りやめの発表をします。
デコミットのタイミングが、CreightonのHCであるグレッグマクダーモットさんの「プランテーション」発言問題のすぐ後だったので、これがきっかけのように書かれていることが多いですが、タイタイくん自身は特に理由は明言していません。
Creightonからデコミットした後、メジャー校から続々とオファーがきます。
タイタイくんの評価高いなー。いや、もっと低いだろうっていう意味ではなく、高校最終年以降の評価の上がりっぷりがすさまじいなと思って。
— リエ / Rie (@noisebox) August 1, 2021
247 Sportsのリクルートランキングの履歴によると、高校最終年がはじまった頃のタイタイくんの順位は80位台、最終ランキングでは15位でした。
補足というかなんというか、タイタイくんの実力がこの1シーズンで実際にこれだけ高まったのかもしれないけれど、元々タイタイくんは良かったけどあまり注目されてなくて、みんなが良さに気づいたからランキングが上がったのかもしれない。タイタイくんのケースが後者だというわけではないけれど、リクルートランキングってそういうものだということは心に留めておくのがよいかと。
そしてKentuckyへ進学。
毎度のことながらほんっとカリパリさん気が合いますよね。
2021-22シーズン、数えてみたらUKの試合の半分くらいは見てました。特に序盤はホント毎試合見てた気が。
タイタイくんが見たくてというのも大きかったけど、チーム自体すごく気に入っていてシーズン中にこんな記事も書きました。
2021-22 NCAA カレッジバスケ 気になるチーム:Kentucky Wildcats | 24seconds
アタシはバスケのことはよくわからないけど、それでも、タイタイくんのブレイクスルーだったと思える試合がいくつかありました。
1つはシーズン3試合目。
期待されたほど良いプレーは出来なかった初戦、それを引きずっている感じのした2試合目。でも3試合ではすっかり吹っ切れた感じだったのが印象的でした。
もう1つはサビール・ウィーラーくんがお休みだったGeorgia戦。17 astsでジョン・ウォールが持っていた記録を更新。いつもとはちょっと違う役回りで、水を得た魚というか何かを掴んだように見えた試合。アタシはこの試合を見て、やっぱりタイタイくんってPGだよなって思いました。
そしてその2試合後のTennessee戦は、タイタイくんのカレッジキャリアで最高の試合でした。
なんかタイタイくん見るたびにすごくなってるな
— リエ / Rie (@noisebox) January 18, 2022
しかし、その2試合後にケガで1試合欠場、復調してきた頃に再びケガで2試合欠場。3月間近に復帰して、数字を見ると活躍してる試合はあったものの、一番良かった時期ほどの調子には戻ってなかった印象でした。
巷ではFinal Fourの予想もあったUKは、トーナメント初戦で敗退。あぁ…もっと見たかったよ…ぐすんぐすん。
もしかしたらカレッジでもう1年プレーするんじゃないかって予想する人たちもいたけど、1年でアーリーエントリーしました。
そうそう身体測定のこと書いた時に、タイタイくんの体脂肪率に言及するの忘れてたんですが、12%台。
柔らかそうな感じとデッチリハトムネはタイタイくんの魅力のひとつ。なんかUKのジャージーって身体の線がカバーされるのがボヨン感があんまりなくって、失われてしまったのかと残念に思ってたんだけど、ワークアウトの動画みたら、変わらずで安心しました。
タイタイくんグウィネスパルトロウに似てる説を広めていきたい。
— リエ / Rie (@noisebox) November 25, 2021
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