06 バスケットボール世界選手権 準々決勝

結果をみてみれば、順当すぎる程順当な結果。
一応、記憶の一部として。

ARG×TUR

83-58でARGの勝利。
スポーツバーに到着した時には、既に2Q中盤。
勝負はついていました。
この段階ではベスト8とひとくくりにされているけれど、こんなにも力の差があるものなのか…と。

立ち上がりのディフェンスがすごかったらしいですね、ARGは。
実は、ARG戦を観るのは初戦以来。
初戦ではいまひとつだったデルフィーノが、徐々に調子を上げてきているらしく、この試合でも14pt,8rebと活躍。
ジノビリは7ptだけど、決して調子が悪かったワケではなく、「今日はオレはいいの」みたいな感じでパスばっかり出してましたね。
途中で「別に調子が悪いワケじゃないんだよ。打てば入るんだから。ほら。」とでも言わんばかりに、軽～く3PTをキメていたのが印象的でした。

リーディングスコアラーは、ノシオーニ。
いい選手なのは知ってたけどね。
初戦でも大活躍だったけどね。
この試合でも21pt,6rebの活躍。
いいなぁ、ノシオーニ。

で。
スコラとオベルトだよ。
点差が開いても、よく働くんだこれが。
前にも書いたけれど、抜群の安定感。
準決勝で観れるのが、ホントに嬉しいデス☆
TURは、この試合に関しては、為す術無しな感じでした。
19歳のジェンク・アキョルが元気よかったなぁ。
次のトルコ大会は、しっかりチェックしたいと思います。

ESP×LTU

89-67でESPの勝利。
LTUのエース、マシャウスカスは身体の具合でも悪かったんですかね?
スターターではなかったし、プレー中もなんとも集中力を欠いた感じで、0pt,5TO。

大会序盤は、マシャウスカスが一人で点とっていたような印象だったんですが、そんなエースが不発となれば、やっぱり勝てるワケもなし。
結局、ソンガイラは観る度にファウルトラブルに陥っていました。

ESPはナバロがいいですね。
ナバロとガソル、2人で47得点。
この2人、バルセロナでチームメイトだったそうで、とっても仲良しなんだそーです。
試合終了後にナバロがガソルに飛びついて喜んでるシーンは、かわいかったなぁ。

この時だけでなく、この2人はしょっちゅうハグハグしてるそーなので(笑)、そこいらに注目してみてもいーかも。(笑)
ガソルもNBAで観るよりも良く見える。
アウトサイドからのシュートは相変わらず入らないけど。(^^;
ARGとESP、どっちが強いんでしょーね。
っつーか、ARGとESPのどちらの応援団に混ざりましょーか。(笑)

USA×GER

85-65でUSAの勝利。
前半はドキドキでしたよ。
ちょっとちょっと、GER相手にこんなに苦戦しちゃっていいの?みたいな。(笑)
GERのゾーンとマンツーマンをちょこちょこ切り替えるディフェンスに、やや苦戦気味で、なかなかペースがつかめない感じのUSAでしたが、それ以上にとにかくシュートが入らない。
これまで、あんなに気持ちよさそうにシュートをキメ続けていたメロまで不発。
もぉぉぉ、メロのシュートが入らないという状況に、アタシは滅法弱いのです。
あーもぉーどーしよーo(><)oみたいになってしまいます。(笑) そんな感じで前半は終了したのですが、後半の立ち上がりに勝負は決まりました。 やや集中力切れ気味だったのかユルめな感じのGERに対して、USAの強力なディフェンス。 そこから得意の速攻というパターンが出はじめたら、点差が開くのは早かったですね。 メロも後半は調子を戻していたので一安心。 この試合、最後まで調子を戻せず、猛烈に不発だったオトコが。 ドゥエイン・ウェイド、FG1/11。 この試合のフラストレーションで、準決勝に必要以上に爆発してくれるコトを期待。(笑)

GRE×FRA

73-56でGREの勝利。
USA戦の後に、前半だけ観戦。
重たい立ち上がりでしたよぉ、1Qの得点はGREが12点、FRAが9点。
これまでの印象どおり、FRAはやっぱりオフェンスが悪い。
スポーツバーで話していたのですが、FRAにはオフェンスの策略はあるのだろーかと。
非常に行き当たりばったり的な印象なんですよね。
個々の身体能力は高いんですが、それだけで終わってる。

センターのフレデリック・バイスが非常にいい仕事をしているのですが、GREのソフォクリース・スコーツァニーティスの効果は絶大。
相手チームのセンターが、だんだんイラついてくるのがよくわかる。
んでもって、周りを蹴散らしてダンクとかキメちゃうもんだから、イライラも一層つのる。
いやぁ、スコーツァニーティス恐るべしですよ。

それにしてもギリシャのバスケはしつこい。
ねちっこいし、容赦ない。
その感じが非常に面白いんですが、さて、対USA戦はどうなるコトやら。