[NBA] 12-13 OKC通信 Playoffs 1st Round突破号

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ハーデンとの再会を喜び、ハーデンが1試合だけ50得点して、あとは4勝1敗の勝利をホームで祝うための1ラウンドであるはずだった。

予想どおりに格の違いを見せたGame1。
幸運にも勝利を拾ったGame2。
ラッセルショック、それでも勝利したGame3。
イバカが泣いたGame4。
Huck-Asik、勝つはずのホームゲームを落としたGame5。

マーティンの不発、機能しないパーク、ローテーションへの不信、超人的な働きを見せつつも明らかに役割過多のデュラント。おおくの不安を抱えたまま迎えたGame6。

そして、1ラウンド突破。

結果的に、ドラマがあたりまえのOKC物語のエピソードとして、なお申し分のないシリーズとなった。

ラッセルの手術はこれまでのOKC史上、最も不幸な出来事であった。
ただ、その影響で得た経験値はOKCの新たな宝となり、それが体現されたGame6であったと思う。

なんといっても、デュラントのリーダーシップ。
ラッセル不在により、はじめてチームを一人で牽引する経験をしたデュラ。役割過多の中で得点を重ねチームを鼓舞し下支えた経験は、デュラのメンタル経験値をあきらかに高めることになったと思う。Game5とGame6、それぞれ4Qでのコントラストが印象的だった。

次に、スコッティ。
Game6、パークとイバカに固執せず、ローテーションをアジャストしたスコッティは、ひとつ殻を破ったのではないかと思う。

そして、レジーの覚醒、マーティンの復活。
スターティングPG不在、チーム得点源の不在で、かれらは多く求められたと思う。レジーは2年目にして、プレイオフチームのスターターとして遜色のないプレイをした。不振とポストシーズンの経験不足を指摘され続けたマーティンは、2ndラウンド以降のプレイに自信を持つきっかけができたのではないだろうか。

フィッシャー。
Game6のMVP、チームに合流してくれて本当によかった。どうすればフィッシャーが有効に機能するのか、実はまだわからない。ただ、シーズン中、どちらかといえば煙たい存在であったフィッシャーが楽しみな存在に変わったのは間違いない。

コリソン。
Heart of Thunder。最高のプレイヤーであることを再確認した。

ラッセル抜きの2ndラウンド、もちろん苦戦はするだろう。ただ、決して勝てないシリーズではない。ただただ、これ以上怪我人がでないようにプレイしてほしい。

OKC物語は最高だ。
祝1stラウンド突破。
2ndラウンドも、

Go OKC!

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