NBAドラフト 2018 予習：ミッチェル・ロビンソン

2018.06.21
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ドラフトまであと12時間を切りました。現地もドラフト当日の朝を迎えています。

どれだけ書けるかわかんないけど、気になるコたちのこと書いていきます。

今年のドラフトは、米国出身で大学ではプレーせずにアーリーエントリーした選手が何人かいます。後の自分のために気になるコだけでも経緯をメモっておこうかと。

ミッチェル・ロビンソン (Mitchell Robinson)

去年(2017)のMcDAAG見て気になったコの1人です。


Class of 2017のお気に入りTOP5にこそ入らなかったけど、Western Kentucky (以下WKU）見なくっちゃ！ってくらいには気になってました。

ところが、結局大学ではプレーせず、どこかのプロチームに所属するわけでもなく、ワークアウトをして1シーズンを過ごし、今年のドラフトにアーリーエントリーすることに。

そんなわけなので、当初以上に熱が上がることはなかったんですが、思い入れというかなんというか、最初とはちょっと違った意味で気になってます。


ちょっとっていうかね、かなり気がかりですねホントに。

DraftExpressのMock Draft履歴を見てみると、当初はロッタリー圏での指名予想、大学でプレーしないことが決まってから1巡目後半の予想、コンバインの後くらいに上がるけど（コンバイン辞退したのにこれ何であがってるんですかね）、直近は2巡目予想になってるみたいです。
DraftExpress – Mitchell Robinson Mock History

8th gradeでバスケ始めた時には身長6-2でその後7-0まで身長が伸びたって話がウィキペに書かれてたけど、これちょっと詳細は発見できませんでした。注目されはじめたのはHS Juniorくらいからみたいですね。2017年のMcDAAGとJBCに出場しています。

チャームポイントはやっぱりハンガー入ってそうな肩ですかね…笑

いかにして大学行かないことになったのかの経緯を。
リアルタイムで追ってた情報と、遡って調べた情報とあるんですけど、あれこれソースはつけとくので、不可解なとこはソース確認してください。全体的に不可解ですけど笑

もともとはテキサスA&Mにコミット（2015年10月）してみたいですが、2016年4月にデコミット。

その後、2016年6月末くらいにWKUにコミット。この1-2週間前にgodfatherであるシャモンド・ウィリアムスさんがWKUにACとして雇われています。（記事）
2016年11月中旬にはNational Letter of Intentにサイン。

11月末、本人のTwitterでデコミットするとのツイートが2度あったらしいです。ただしいずれもすぐに削除され、本人はハックされたと説明したとか。（記事）

翌年、2017年7月頭にWKUはシャモンド・ウィリアムスさんを解雇。（記事）もちろんミッチェル・ロビンソンくんはどうするんだろうねって話題が出てくるんですが、数日後にWKUに残るつもりだという話が、ママさんのコメントとして出ています。（記事）

そこから約20日後の現地7/28。

Five-Star recruit Mitchell Robinson no longer on WKU’s campus | Men’s Basketball | wkuherald.com

WKUを離れるというのはありえる話ではあったけど、あまりにも唐突だったのでちょっとビックリしました。しかも前日くらいに来季のWKU楽しみだよねみたいな記事読んだばっかりだったし。

この時出てきた話は、ミッチェル・ロビンソンくんはもうWKUのキャンパスにいない。寮の部屋の荷物も全部片付けられている。戻ってくるのかどうかはわからない、ということだけ。

数日後、大学からミッチェル・ロビンソンくんは無期限出場停止との発表（記事）、その翌日にはWKUからリリースされます。（記事）

この時の学校側からの発表で、ミッチェル・ロビンソンくんがいなくなった時の詳細が明らかにされたんですが、コーチ陣もチームメイトも彼がいなくなったことには気づいておらず、7/27のワークアウトに出てないため確認したところ、寮の部屋はもぬけの殻だったと。え？え？脱走したってこと？夜逃げ？

その後は、トランスファー先を求めて3つの大学を訪問します。LSUとKansas（KU）とNew Orleans（以下UNO）

まずLSU、その後KUを訪問。（記事）LSUは早々に手を引いたんですが。（記事）
てかKUなの😳まじで😳って、なんかまた別の意味でドキドキしてきたし。

余談ですけどバグリーくんのDuke行きが決まったのがちょうどこの頃なんです。

KUを訪問した10日後くらいに地元のUNOを訪問。

ビル・セルフさんが「誰ともサインしないと思う」って言ったことで、どうやらミッチェル・ロビンソンくんがKUに来ることはなさそうだって話が出てきたのは、8/20くらい。（記事）

じゃあ地元のUNOに行きそうなのかというと、そうでもなさそうで。そもそもミッチェル・ロビンソンくんはトランスファールールで1年お休みしてまで大学でプレーしたいのか？っていうのは、トランスファーの可能性の話が出てきた時から疑問には思ってたし、大学側としては1年お休みしてプレーしないままアーリーエントリーするコに奨学金枠使いたくないだろうなとも思ってたけど。

8/23の時点で一度、大学ではプレーしないという話が出てきたんですが（記事）、8/28にWKUに戻ったというが。


Five-star big man Mitchell Robinson enrolls at Western Kentucky
Mitchell Robinson returning to WKU

17-18シーズンにどうしてもどこかの大学でプレーするというのであれば、それが可能な選択肢はWKUに戻ることしかなかったってことなんだろうけど、双方これだけあれこれあって、よくモトサヤに納まる気になったよね…と。でもまぁ、可能ならプレーした方がいいと思うし、ひとまずまぁよかったんじゃないのと。WKU見なくちゃね、KUからトランスファーしたコルビーくんもいるしねと、ここで再び思ったわけですが。

結局、大学にはいかずにドラフトエントリーに向けてトレーニングをはじめるという発表がされたのは、9/17のこと。（この間、フツーに大学にいたのかどうかは不明ですが）
Five-star big man Mitchell Robinson will bypass college, begin training for 2018 NBA Draft

なんていうかね、ホント大丈夫…？って心配せずにはいられない展開でしょこれ。
大学から消えたっていうのを考えると本人に非がないとは言わないけど、それ以上に周りの大人の人たちしっかりしてくださいよ…って。

で、ドラフトコンバインは直前に辞退。

しかもまたこの記事読んだばっかりだったから、唐突すぎて「は？」ってなったし。
Draft ready: Mitchell Robinson preps for NBA combine | WGNO

その後開催されたPro Dayでの様子は動画がいくつか出てました。


https://twitter.com/iamsportsent/status/1007369851386523649

あと、このインタビューとワークアウトはたぶんちょっと前のものかな。
https://twitter.com/DXContent/status/1008873736123158528

LACとMILを訪問してるのは、本人のスナチャで見ました。でも、LACでワークアウトはしてないって話も見かけますね…DENのワークアウトはキャンセルしたとか。

コンバイン辞退した時からLALが指名確約したとかっていうのがもっぱらの噂ですけど、LALが39位の指名権ゲットしたことでこんな話も出てました。

カワイコちゃん本位のワタクシといたしましてはですね、本人にとって良い結果になればそれで良いのです。

ミッチェル・ロビンソンくんを獲得するチームの皆さま、どうかどうかくれぐれもよろしくお願いしますね🙏

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