NBAドラフト 2019 予習:身体測定 前編

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NBAドラフトまであと10日を切りました!ドラフト予習を進めていきたいと思いますっ。

遅ればせながら、GリーグエリートキャンプとNBAドラフトコンバインでの身体測定と体力測定の結果を見ていきたいと思いますっ。 まずは身体測定から。今回は身長・体重・体脂肪率と、最後の方に、今回測定しなかったコたちの過去の測定値を参考までに書いておきました。全員分あるわけじゃないけど。

当初発表されたNBAドラフトコンバインに参加する予定の選手66名に、Gリーグエリートキャンプ参加者から招待された11名を加えて、最終的な参加予定者は77名となりました。
Sixty-six players expected to attend NBA Draft Combine | NBA.com

66人発表の時点で辞退したと言われていた選手、またその後辞退したと言われていた選手はあわせて5人。(過去記事ご参照ください
Rui Hachimura, Matisse Thybulle, DeAndre Hunter, Chuma Okeke, Killian Tillie*

ドラフトコンバインに参加はしたけど、身体測定をしなかった(測定数値がない)のは4人。
Darius Garland, Ja Morant, RJ Barrett, Zion Williamson

身体測定したけど体力測定してないコたちってのがいるんだけど、それはまた体力測定の話の時に。

それでは身体測定の結果を見ていきましょー。 やっほーい。
2019 NBA G League Elite Camp: Player Measurements, Testing Results, and Scrimmage Stats (Draft-Eligible) – NBA G League
NBA.com/Stats | Draft Combine Anthrometric

GリーグエリートキャンプとNBAドラフトコンバインの両方で測定してるコはドラフトコンバインでの測定値を優先しました。名前の後ろに*印ついてるコはアーリーエントリーを撤回したコです。

身長

身長の測定数値が出ると、巷で言われてる身長より低かったりして、サバ読みとか言われてたりもしがちなですが、そんなことないかもよって話を前についったにポストしたので置いておきます。 ご参考まで。

ちなみにあれよ、今回Gリーグエリートキャンプとドラフトコンバインの両方で測定してるコたちいるけど、当然測定数値違うし、コンバイン測定の方が靴なし身長1インチ(約3cm)低いコとかいるんで、「だいたいこのくらい」程度に思っておくのがいいってことですね。笑

一番身長が高かったのは、タコ・フォールくん(Tacko Fall) で、靴なし7’5.25″(約227cm)、靴あり7’7″ (約231cm)。ドラフトコンバイン史上最高です。もろもろ長さに関しては、今回タコくんが軒並み最高記録を更新しています。
Tacko Fall headlines 2019 NBA Draft Combine measurements | NBA.com

これ2015年のものですが、Home Team Hoopのタコくんのミニドキュメンタリー動画おいておきますね。

靴なしで7フィート超えのコがあと2人います。モーゼス・ブラウンくん (Moses Brown)が靴なし7’1.25″(約216.5cm)、靴あり7’2.5″(約220cm)で、ボル・ボルくん(Bol Bol)が靴なし7’0.75″(約215cm)、靴あり靴あり7’2.5″(約220cm)。

タコくんのデカさの前に霞んじゃいましたが、靴なし7フィート超えが3人いるとか、かなりレアな気がします。去年は1人だったし、いない年も多いので。

…ちょっと待って!
いつの間にボルボルくんよりモーゼスブラウンくんの方がデカくなったの!

ではここでモーゼスブラウンくんの美脚をご堪能ください。

高校時代(2年前)の動画ですが、ボルボルくんとモーゼスブラウンくんの手長脚長マッチアップもご堪能くださいませ。

※6/16追記※
そーだPortsmouth Invitational(PIT)とPro Bball Combineの計測数値のあったよなって思い出したのでそちらも見てみてみました。

PITに参加していたクリスト・クマジくん(Christ Koumadje)の身長が、靴なし7’2.75″(約226cm)、靴あり7’4.25″(約224cm)。タコくんに次ぐ大きさです。ACC公式に良い動画があったので置いときますね。

※追記ここまで※

靴あり7フィート超えのコはもう1人いて、Neemais Quetaくん*。靴なし6’10.75″(約210cm)、靴あり7’0.25″(約214cm)。

去年のドラフトコンバインで一番小さかったのはカーセン・エドワーズくん (Carsen Edwards)だったんですが、今年はそれより小さいコが3人います。

一番小さかったのはGリーグキャンプのクリス・クレモンズくん(Chris Clemons)で靴なし5’9″(約275cm)、靴あり5’9.75″(約177cm)。2番目に小さかったのは、トレモント・ウォーターズくん(Tremont Waters)で靴なし5’9.5″(約176.5cm)、靴あり5’10.75″(約180cm)、3番目に小さかったのはジャレッド・ハーパーくん(Jred Harper)で靴なし5’9.75″(約177cm)、靴あり5’11″(約180.5cm)。靴ありで6フィート以下なのはこの3人です。

トレモントウォーターズくんとジャレッドハーパーくんの今年のトーナメントでのハイライト動画をおいておきますね。

靴なし6フィート以下のコはあと3人います。カーセン・エドワーズくん(Carsen Edwards)が靴なし5’10.75″(約180cm)、靴あり6’0.25″(約183.5cm)、Gリーグキャンプのマイルス・パウエルくん*(Myles Powell)が靴なし5’11″(約180.5cm)、靴あり6’1″(約185.5cm)、シャモリー・ポンズくん(Shamorie Ponds)が靴なし5’11.5″(約181.5cm)、靴あり6’0.5″(約184cm)。

Gリーグ組がいるからっていうのもありますが、ここ数年と比べて靴なし6フィート以下のコも多いです。

カーセン・エドワーズくんのハイライト動画もおいておきますね。

アタシ的にはジャレン・レキューくん(Jalen Lecque)とテイレン・ホートン=タッカーくん(Talen Horton-Tucker)とルーゲンツ・ドートくん(Luguentz Dort)とアンドリュー・ネンバードくん*(Andrew Nembhard)の身長がだいたい同じくらいだってのが、へーって感じでした。靴なし6’2″(約188cm)界隈、靴あり6’4″(約193cm)界隈。

ルイス・キングくん(Louis King)は、なんだかんだで2015年から毎年公表されている測定値があるんですけど、ここ2年くらいで2インチ近く身長伸びてる感じですね。2017年U19の時には靴なし6’5″(約196cm)靴あり6’6″(約198cm)だったのが、今回は、靴なし6’6.75″(約200cm)靴あり6’8″(約203cm)。

もうちょっと何か気づいたら追記するかも。

体重・体脂肪率

ロミオ・ラングフォードくんは身体測定したにもかかわらず、体重と体脂肪率だけはありません。昨夏のIUのトレーニング動画、ロミオくんの半裸もチラ見れるので置いときますね。

体重が一番軽いのは、カイル・ガイくん(Kyle Guy)で167.8ポンド(約76kg)。ちょっと意外。2番目に軽いのは、ジャレッド・ハーパーくんの169.2ポンド(約77kg)、3番目に軽いのはトレモント・ウォーターズくんの172.4ポンド(約78kg)と、身長の低い2人が続きます。

カイルガイくんのハイライト動画おいておきますね。

ちなみに靴なし6フィート以下のなかでダントツに体重が思いのは、カーセン・エドワーズくんの199.4ポンド(約90kg)、体脂肪率は5.5%です。

体重が一番重いのは、タコ・フォールくんで288.8ポンド(約131kg)。まぁすべての大きさが規格外ですから当然ですかね。2番目に重いのは、Mfiondu Kabengeleくんの256.2ポンド(約116.2kg)、3番目に重いのは、ナズ・リードくん(Naz Reid)の255.8ポンド(約116kg)。

ナズリードくん(通称Big Jelly🍇)それでも昨季のはじめ頃よりはちょっとだけ絞れたんじゃないかと思うんですが、体脂肪率はぶっちぎりの高さ。ダントツ1位の14%です。

まだそんなにBigじゃなかった(比較的ね、比較的…)2年前のナズリードくんのミニドキュメンタリー動画おいときますね。

今回、全体的に体脂肪率は低くって、10%超えているコはナズリードくんのみ。(去年は4人) 逆に体脂肪率4%未満のコは去年は2人だけだったんですが、今回はコンバインだけでも6人、Gリーグ組も含めると10人!

体脂肪率が一番低いのは、オーシェー・ブリセットくん(Oshae Brissett)の2.9%。2%台!さすがに2%台ってあんまりいなくって、プレドラフトキャンプ時代(2008年以前)を含めても、2-3人しかいなそうです。Oshaeのカタカナ表記は暫定です。

ブリセットくんのハイライト動画おいときますね。

体重、体脂肪率についても、またなんか思いついたら追記します。

今回、身体測定しなかった選手のうち大半は、過去に公式な身体測定数値が公表されているので書いておきます。まぁ古いものなので参考程度に。

マティース・サイブル(Matisse Thybulle) / 2018 Nike Skill Academy
靴あり身長 6’6″(約198cm), wingspan 7’0″(約213cm), 体重 201(約91kg)

八村 塁(Rui Hachimura)/ 2018 Nike Skill Academy
靴あり身長 6’8.5″(約204.5cm),wingspan 7’1.5″(約217cm), 体重 234(約106kg)

デアンドレ・ハンター(DeAndre Hunter) / 2018 Nike Skill Academy
靴あり身長 6’8″(約203cm) , wingspan 7’2″(約218cm) , 体重 227 (約103kg)

チュマ・オキキ(Chuma Okeke)/ 2017 U19
靴なし身長 6’6″(約198cm)/ 靴あり身長 6’7″(約201cm) / wingspan 7’0″(約213cm) / standing reach 8’7″(約262cm) / 体重233(約106kg)

ダリアス・ガーランド(Darius Garland)/ 2018 Hoop Summit
靴なし身長 6’2″(約188cm), 靴あり身長 6’3″(約190.5cm), wingspan 6’5″(約195.5cm), standing reach 8’2″(約249cm), 体重173(約78.5kg)

RJ・バレット(RJ Barrett) /  2018 Hoop Summit
靴あり身長 6’6.5″(約199.5cm),  wingspan 6’9″(約206cm),  standing reach 8’6″(約259cm), 体重 208(94kg)

ザイオン・ウィリアムソン(Zion Williamson) / 2017 USA Minicamp
靴なし身長 6’5″(約195.5cm),  靴あり身長 6’6″(約198cm), wingspan 6’10.5″(約209.5), standing reach 8’7″(約261.5), 体重272(約123kg)

ザイオンウィリアムソンくんの身長6’7″(約201cm)、体重285ポンド(約129kg)と言われているのは、デュークの公式プロフに書かれているもので、2018年夏に公式に測定されたものらしいです。その時の詳細な数値は公表されていません。

思い起こせば、そもそもUSAミニキャンプの時の272ポンドって数値にもすっごく驚いたのに、その後カレッジ進学して更に増えててほんっとビックリしたよね…なんでも2年で100ポンド(約45kg)増えたらしいですよ。
Zion Williamson Didn’t Think He’d Be This Big | GQ

今回はこんなとこで。次回はWingspanとかStanding Reachとか。