2017 NBA ドラフト 予習 : 身体測定 後編

引き続きドラフトコンバインの身体測定の結果を見ていきたいと思いまっす。
NBA.com/Stats | Draft Combine Anthro

今回はWingspanとStanding Reachと手の大きさ。
身長、体重、体脂肪率については前回の記事をご覧ください。
2017 NBA ドラフト 乙女視点的予習 その1 : 身体測定 前編 | 24 Seconds

Wingspan

Wingspanが一番長いのはジョナサン・ジャンヌくん(Jonathan Jeanne)で7′ 6.5″(約230cm)。二番目に長かったのはイケ・アニボグくん(Ike Anigbogu)で7′ 6.25″(約229.5cm)、三番目に長かったのはトーマス・ブライアントくん(Thomas Bryant)で7′ 6″(約228.5cm)。
あとは、ジャレット・アレンくん(Jarrett Allen)が7′ 5.25″(約227cm)、トニー・ブラッドリーくん(Tony Bradley)が7′ 5″(約226cm)。この中だと身長比ではダントツでアニボグくんのWingspanが長いです。

靴なし身長6′ 6″未満でWingspanが7フィート越えのコが3人。メリーランド大のジャスティン・ジャクソンくん(Justin Jackson)の7′ 3.25″(約221.5cm)。UNCのジャスティン・ジャクソンくんとは別人でカナダ出身です。
二番目に長かったのはウェズリー・アワンドゥくん(Wesley Iwundu)の7′ 1″(約216cm)。三番目がダヴォン・リードくん(Davon Reed)で7′ 0″(約213.5cm)。
下の写真はアワンドゥくん。

Wingspanが一番短かったのは、「今年も」メロ・トリンブルくん(Melo Trimble)で6′ 2″(約188cm)。でも今年は身長比だと下から4番目です。
あとは身長靴なし6フィート未満だったデリック・ウォルトンくん(Derrick Walton Jr.)の6′ 2.5″(約189cm)、フランク・メイソンくん(Frank Mason Ⅲ)の6′ 3.25″(約191cm)が、短いTOP3。

靴なし身長が5′ 10.75″(約179.5cm)で一番低かったジャワン・エバンスくん(Jawun Evans)のWingspanは6′ 5.5″(約197cm)。これ身長6フィート未満のコではコンバイン史上一番長いんですってよ。
ジャワンくん何かとアタシ好みの王道で、今年のドラフト一番のお気に入りです。

あと、今年は身長よりwingspanの短いコが1人だけいました…
Sviatoslav Mykhailiukくんは、靴なし身長6′ 6.5″(約199.5cm)でwingspanが6′ 5″(約195.5cm)でした。

[身長比でwingspanの長いTOP5]
身長(靴なし) / wingspan / wingspanの身長比

1. ジャスティン・ジャクソン(Justin Jackson / MD)
6′ 5.75″(約197.5cm)/ 7′ 3.25″(約221.5cm)/ 1.122

2. イケ・アニボグ(Ike Anigbogu)
6′ 8.5″(約204.5cm) / 7′ 6.25″ (約229cm)/ 1.121

3. ドノヴァン・ミッチェル(Donovan Mitchell)
6′ 1.25″(約186cm)/ 6′ 10″(約208cm)/ 1.119

4. ナイジェル・ヘイズ(Nigel Hayes)
6′ 6.25″(約199cm)/ 7′ 3.25″(約221.5cm) / 1.115

5. カディーム・アレン(Kadeem Allen)
6′ 1″(約185cm)/ 6′ 9.25″(約206cm)/ 1.113

最初にデータをざっとみた時、アニボグくんが一番長いんだろうなって思ってたんで、比率だしてソートした結果見てビックリしました。ノーマークだったわーっていうかこのコのプレー見てないよね…って思って、今季メリーランドの試合全く見てなかったことに気づきました…

ドノヴァン・ミッチェルくんの体型すっごく好きなのよね。ノーマン・パウエルっぽいんですよ体型。ノーマンの体型大っ好きなんですけど。身体能力高いとことか顔にはあんまり興味ないってところも共通してますね…笑。

それにしてもっ!身長比1.12越えとか我が家のデータ(2012年以降)史上初なんですけど。なんか全体的にwingspan伸びてる感じするんだけどどうだろう。毎年身長比の平均とか出してみればいいのかな。

ちなみにNBA.com/Statsのコンバインのページでは、ポジションごとの計測数値ランキングも見れます。
NBA.com/Stats | Draft Combine Landing

Standing Reach

standing reachが一番高かったのは、ジョナサン・ジャンヌくんで9′ 5.5″(約288cm)。次がトーマス・ブライアントくんとトニー・ブラッドリーくんの9′ 4.5″(約286cm)、ジャスティン・パットンくんが9′ 3.5″、ザック・コリンズくんが9′ 3″(約283cm)。

靴あり身長6′ 9″未満だと、ジョナサン・モトリーくん(Johnathan Motley)とケレブ・スワニガンくん(Caleb Swanigan)の9′ 0″(約274cm)とか、OG・アヌノビーくん(OG Anunoby)の8′ 11.5″(約273cm)とかwingspanの長かったメリーランドのジャスティン・ジャクソンくんの8′ 11″(約272cm)とかが高そう。ざっと眺めた感じだけど。
モトリーくんとかスワニガンくんとか納得な感じ。

standing reachが8′ 0″未満だったのは、身長の低いフランク・メイソンくん(7′ 10″ / 約239cm)、ジャワン・エバンスくん(7′ 11″ / 約241cm) 、デリック・ウォルトンくん(7′ 11″ / 約241cm) と、wingspanの短いメロ・トリンブルくん(7′ 11.5″ / 約242.5cm)でした。

手の大きさ

Hand Width(幅)が一番大きいコたちが10.75インチ(約27cm)、Hand Lengs(長さ)が一番大きいコたちが9.5インチ(約24cm)なので、そこまで巨大な手のコはいないんですが、それぞれ一番大きい数値のコが複数人いる中で、どちらも一番大きい数値だったのはハリー・ジャイルスくん(Harry Giles)だけでした。

あとはクリス・ブーシェくん(Chris Boucher)やジャレット・アレンくんあたりが大きそうです。(数値はNBAのサイトで確認してね)

一番手が小さかったのは、ジャワン・エバンスくんでHand Widthが7.75インチ(約20cm)、Hand Lengsが8インチ(約20.5cm)でした。
Hand Widthすごく小さくない…?

身体測定の結果はひとまずここまで。
いろいろサイズの比較とかもしたいんだけど、それはまた追々…
次回は体力測定の結果。


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